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副業の確定申告はいくらから?20万円ルールの基礎知識

会社員が副業を行った際の確定申告の要否について、20万円ルールの仕組みや住民税の注意点を分かりやすく解説します。

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確定申告のイメージ

この記事でわかること

  • 「所得20万円以下は所得税の申告不要」の正確な意味と代表的な例外ケース
  • 給与所得以外の所得が20万円以下でも住民税の申告手続きが必要となる仕組み
  • 申告期限に遅れた場合や無申告となった場合のペナルティの取り扱い

副業の確定申告はいくらから?20万円ルールの基礎知識と住民税・無申告の確認ポイント

会社員が副業を始めた場合、どの程度の利益(所得)から確定申告が必要になるのか、いわゆる「20万円ルール」を基準に判断します。国税庁の案内によれば、給与所得者が副業等で得た**所得(=収入から必要経費を差し引いた金額)**が年間20万円以下である場合、原則として所得税の確定申告は不要です [1]。ただし、これはあくまで「所得税の確定申告」に関する原則であり、住民税の取り扱いや個別の控除適用などにおいては確認すべき事項があります。

「20万円」という基準は売上ではなく、必要経費を控除した後の「所得金額」で判定されます(国税庁)。


20万円ルールの正確な意味と判定基準

給与所得者が年末調整を受けている場合、給与所得以外の各種の所得金額の合計額が20万円以下であれば、原則として所得税の確定申告を行う必要はありません [1]。計算の基礎となるのは「収入金額」ではなく「所得金額(収入から必要経費を引いた額)」です。

売上から通信費や交通費などの必要経費を差し引いた「所得」が20万円を超えるかどうかが判断の分かれ目となります。例えば、副業の売上が30万円で必要経費が15万円の場合、所得は15万円となり所得税の確定申告は原則不要です。一方、売上が100万円で経費が80万円の場合、所得は20万円となり、他の所得や控除の状況によっては申告の必要性が生じます。


20万円以下でも確定申告が必要になる代表的な例外ケース

所得税の原則において「20万円以下なら不要」とされる場合であっても、次の状況に該当する場合には確定申告が必要です。

  1. 2か所以上から給与を受けている場合 メインの勤務先以外にアルバイトや副業等で別の給与所得があり、年末調整が一箇所でしか行われていない場合など [2]。
  2. 医療費控除や住宅ローン控除(初年分)等を受ける場合 所得税の還付を受けるための還付申告を行う場合、副業に係る所得も含めて全ての所得を申告する必要があります。
  3. 青色申告を選択している場合 個人事業主として開業届を提出し、青色申告特別控除等の適用を受ける場合は、所得金額の多寡に関わらず確定申告書を提出する必要があります。
  4. 住民税の独自申告が必要な場合 所得税の確定申告を行わない場合であっても、市区町村に対して個人住民税の申告が必要となる場合があります。

住民税(市町村税)の仕組みと副業に係る取り扱い

個人住民税は、前年の所得に基づいて市区町村が課税する地方税であり、所得税の「申告不要」という規定がそのまま住民税の非課税に直結するわけではありません。

所得税の確定申告書を提出した場合は税務署から市区町村へデータが連携されるため住民税の別途申告は原則不要ですが、確定申告を行わない場合、市区町村の規定に基づき住民税の申告書提出が必要となるケースがあります。住民税の納付方法には、給与から天引きされる「特別徴収」と、自身で納付書等により納める「普通徴収」があります。実際の運用や市区町村・勤務先の対応については個別確認が必要です。


確定申告を行う際の手順と確認事項

確定申告を行う場合、次の順序で手続きを進めます。

  1. 収入と経費の集計 副業に関するすべての売上・報酬の記録と、業務に関連する領収書や請求書等の証憑書類を整理し、所得金額を算出します。
  2. 必要書類の準備 主たる勤務先の源泉徴収票、副業の支払調書や売上記録、経費の領収書、マイナンバーカード等を準備します。
  3. 申告書の作成と提出 国税庁の「確定申告書等作成コーナー」等を利用して申告書を作成し、e-Taxまたは税務署への持参・郵送により提出します。所得税の法定申告期限は原則として翌年2月16日から3月15日までです [3]。

申告漏れや期限遅れに関するペナルティの確認

法定申告期限内に確定申告を行わなかった場合や、本来必要な申告を行っていなかった場合には、税法に基づくペナルティが課されることがあります。

  • 無申告加算税:原則として、納付すべき税額に対して一定割合が課されます [3]。
  • 延滞税:法定納付期限の翌日から納付するまでの日数に応じて、利息に相当する延滞税が課されます [3]。具体的な税率や計算方法は国税庁の最新の案内をご確認ください。

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本記事は、会社員が副業を行う際の税金に関する基本的な判断基準を整理した親記事です。詳細な条件や手続きについては、次の関連記事もあわせてご確認ください。


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参考情報

※ 本記事は2026年8月時点における国税庁および総務省等の公式情報に基づき作成しています。実際の適用は個別事情や自治体・勤務先の規程により異なるため、具体的な手続きにあたっては必ず管轄の税務署や専門家にご確認ください。成果や利益を保証するものではありません。

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編集部

会社員として働きながら、ブログ、Webサービス、レンタルスペース、アプリ開発など、複数の副業や小規模事業を検討・実践しています。このサイトでは、副業を始める前に知っておきたいことや、実際に取り組む際の注意点を、初心者にも分かりやすく整理します。

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